トム・ピーターソン / Cheap Trick

トム・ピーターソンは、ロックの殿堂入りを果たしたバンド、Cheap Trickのオリジナルベーシストであり、バンドのダイナミックなサウンドに大きな影響を与えた12弦ベースを生み出した先駆者なのです。

トムとCheap Trickメンバーは、いつまでも若々しいサウンドとその影響力で、40年以上にわたりアメリカのパワーポップの代表的存在として君臨してきました。Cheap Trickは、「I Want You to Want Me」や「Surrender」などの数え切れないほどのヒット曲を世送り出し、通算で5,000回以上のライブを行い、17枚ものスタジオアルバムをリリースしています。

トムは、Cheap Trickの活動以外にも、フランク・ブラック、Concrete Blonde、ドノヴァン、ミック・ジャガー、ウィリー・ネルソンやMavericksのメンバーなどとコラボレーションしています。

彼は、自閉症スペクトラムに伴う言語障害を克服しようと努力している、彼の息子のリアムに着想を得て「Rock Your Speech」というプロジェクトを立ち上げました。何年もの間リアムの為に集中的なスピーチセラピーを続けるうちに、彼と妻は、スピーチと言語のレッスンをロックに取り入れることを思いつきました。


出来事:

トムは、ヴィンテージのGretsch Double Anniversaryをはじめとした膨大な数のギターコレクションを持っています。彼の所有するギターの写真は、アンディ・バビウクの著書「Rolling Stones Gear: All the Stones' Instruments from Stage to Studio, since it’s the same guitar as used by Brian Jones」でも紹介されています。


引用:

「グレッチ以外のブランドは考得られないんだ。エドサリバンショーでジョージ・ハリソンがグレッチのCountry Gentlemanを弾いているのを見た時に"これは最高にクールだ"って思ったんだよね」

「このグレッチとFalconを持って行くと、どこへ行ってもみんなが驚くんだ。グレッチはギターのキャデラックやロールスロイスの様なものだからね。とても煌びやかで、派手で、とてもクールなルックスでしょ。クラシックなデザインだし、尖った金属製のギターでは無いんだよ。僕はそういうがあまり好きじゃ無いしね。本当に上品なデザインのものが好きなんだよ。それに、ゴールドスパークルのバインディング、Falconのインレイ、ペンギンのアームレスト......とにかく見た目が素晴らしいんだよ!これを持って登場すると、みんなが"Oh My GOD!"って叫ぶんだ。"今まで見た中で一番クールなルックスの楽器だ"ってね。そして、プラグインすると"サウンドも素晴らしいなんてどうなっているの?"って。だから、すべての世界で最高のものなんだよ」

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